NEWS every こやまの32回目
PON!から一日日本テレビ漬けのこやまさん。お疲れ様です!
(up日:11/13)
がんばらない
障害者の自立について考えます。
障害者の方が働いて得るお金は工賃と言い、平均的な収入よりぐっと低く平均して12600円ほど。障害者年金と合わせても、一か月の収入は8万円弱ほどにしかなりません。
一方、グループホームの平均家賃は55000円。現在の収入では、障害者が自分の力だけで生活するのは難しい状況です。
そこで厚生労働省は、平均工賃12600円を倍の金額にすることを目標としています。障害者自身にとっても周囲の家族にとっても、自立して生活出来るような社会作りが求められているのです。
きになる!
北九州の鹿児島本線・折尾駅。JR九州では5番目にお客さんが多いターミナル駅。この駅で売っている老舗駅弁・かしわめし。
山口さんは、ホームで立ち売りをする、昔ながらの駅弁屋さんです。9時から5時過ぎまでの販売を15年間続けています。
こやまも体験。帽子を被って白シャツに蝶ネクタイ、かっわいい><!!!お弁当を入れると10キロにもなる木箱をかついでます。これはほんとに肉体労働だ…。
こや「折尾のかしわめしいかがでしょうかー!」
フレンドリーにお話はするものの、なかなか売れないこやま。
立ち売りは停車時間の減少と窓が開く電車が減ったことから、どんどん減っています。every調べではわずか5駅ほど。
さっそく食べてみるこやま。見た目の彩りに感動しながら、ホームでひとくち。
こや「香ばしいですね、鶏肉が!」
おいしそうに食べるよねー。かわいい。
このかしわめし、創業以来変わらないこだわりの味です。工場の奥には、マル秘・関係者以外立ち入り厳禁と書いた扉が。きのこのこやまの時みたいな白い工場服を着たこやまが近づきます。
こや「これ何ですか??」
創業者の親族のみに伝えられているというレシピがあるのだそうです。案内してくれた社員の方も入れない、という厳重っぷり。とりあえずノブを握ってみるこやま。
こや「鍵しまってますね。ちょっとだけ…だめですか?」
かわいく頼んでも、だめでしたw
立ち売りの伝統を絶やすことなく続けたい、と語る山口さん。一日の製造個数2000個のうち、山口さんが売るのは30個。それでも続けているのは、立ち売りというシステムや味も含めて、伝統を守っていくことに意義があるというかしわめしに関わる人々の思いがあるのでした。